巨人野球賭博 笠原被告初公判 突然飛び出した黒幕の名前

2016.07.13

笠原被告は起訴内容を認めた
笠原被告は起訴内容を認めた【拡大】

 巨人選手の野球賭博事件で、賭博開帳図利罪に問われた斉藤聡被告(38)と、同幇助と常習賭博の罪に問われた元投手の笠原将生被告(25)の初公判が11日、東京地裁で行われた。

 注目の法廷には斉藤被告、笠原被告がともにスーツ姿で出廷し「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 弁護側は笠原被告の常習賭博こそ認めたものの、その他については「事実関係は争わないが、賭博場といえる特定の場所は存在しない」として無罪を主張した。

 一方、検察側によると、笠原被告は斉藤被告との野球賭博で計1575万円を使ったと供述。斉藤被告は勝ち分から1割を寺銭として徴収し、金銭授受には愛人名義の口座も利用していた。また野球賭博の胴元は一般的に3段階の組織構造とした上で、「小胴元」の斉藤被告は上位組織の「中胴元」との間で1960万円余をやりとりし、約120万円の利益を得たとした。

 この「中胴元」に関して、弁護側は斉藤被告への質問で唐突に「○○さん」と個人名で呼んだ。この「○○さん」からメールで送られてくる各試合のハンデ表を、斉藤被告は笠原被告ら顧客に転送し、受けた買い目をメールで「○○さん」に折り返していたという。

 この「○○」さんと同姓の人物の名前が、今回の問題が発覚した昨秋以降、週刊誌で何度も取り上げられていた。報道によると都内のインターネット関連企業の経営者でプロ野球の勝敗予想サイトも運営。有料会員には各試合の“ハンデ”も配信しているが、本人は「野球賭博とは無関係」と主張していた。

 だが関係者は「法廷で公然と名前が出るくらいだから、捜査はかなり進んでいる。逮捕は待ったなしだろう」とみる。この賭博ルートは、トカゲの尻尾切りでは終わりそうにない。芋づる式で再び球界に波及するのか。 (笹森倫)

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。