F大谷はなぜ大一番で“鬼神投球”ができたのか 吉井投手コーチが分析する右腕の心理 (2/2ページ)

2016.09.30

大谷は優勝を決めた瞬間、両腕を突き上げて「V」ポーズを決めた
大谷は優勝を決めた瞬間、両腕を突き上げて「V」ポーズを決めた【拡大】

  • <p>先発した大谷</p>
  • <p>先発した大谷</p>
  • <p>先発した大谷</p>
  • <p>完封勝利で優勝を決めた大谷翔平は大野奨太捕手と抱き合って喜ぶ</p>
  • <p>優勝で喜ぶ日本ハム・大谷</p>
  • <p>優勝し胴上げされる栗山英樹監督。左下は大谷翔平</p>

 今季の大谷は右手中指のケガでマウンドから一時離脱。この日で10勝には到達したが、規定投球回には至っていない。ここまで22本塁打&67打点をあげた打者としての活躍が目立ち、投手としては不本意な成績といえる。

 それでもチームの優勝が決まる、しびれるようなマウンドで、鬼神のような力投が展開できたのは、一体なぜなのか。吉井投手コーチは「一流のアスリートは、ここぞの場面で最高のパフォーマンスを出すことができる。今日の彼は『フロー』の状態でしたね」と右腕の心理状態を分析する。

 『フロー』とは心理学の用語で、人間がその時している行為にわれを忘れて没入し、楽しみながら高い集中力を保っている状態を示す。

 「ずっと練習してきたことが今日はできていた。制球がよかったので、160キロを超えるようなスピードは必要なかったはず。これが目指してきたところ」(同)

 大谷はシーズン前から持ち前の球威を磨きつつ、相手にとって球が見えにくい投球フォームを追求し続けてきた。そこに母校・花巻東高の先輩で憧れの存在でもある菊池と優勝がかかった大舞台で対決するという最高のシチュエーションが、積み重ねてきた鍛錬の成果を引き出したようだ。

 右腕の次なる目標は、日本シリーズ進出をかけたクライマックスシリーズ・ファイナルステージ(札幌ドーム)の突破だ。重圧とその舞台が大きければ大きいほど、二刀流はさらなる進化をみせてくれるに違いない。

 

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