「沢村賞」有力候補不足で難航必至 「該当者なし」回避なら広島・ジョンソン

2016.10.19

ジョンソンの安定した投球は、広島優勝に不可欠ではあった
ジョンソンの安定した投球は、広島優勝に不可欠ではあった【拡大】

 20日開催のドラフト会議は高校球界、大学球界に1位候補の好投手がめじろ押し。各球団は最終決定に当日まで頭を悩ますことになりそうだという。対照的なのは、24日に行われる沢村賞選考委員会。有力候補不足で難航必至だ。

 その年両リーグを通じ最も活躍した先発投手に贈られる沢村賞。選考基準は7項目ある。(1)15勝以上(2)奪三振150以上(3)完投10以上(4)防御率2・50以下(5)投球回数200イニング以上(6)登板数25試合以上(7)勝率6割以上

 過去の受賞者の最少勝ち星は、昨年の広島・前田健太(現ドジャース)らの15勝。今季パ・リーグで基準をクリアしたのは15勝で最多勝のソフトバンク・和田毅1人。セ・リーグでは16勝で最多勝の広島・野村祐輔と15勝の広島・ジョンソンの2人だ。

 選考基準7項目中、最大の4項目をクリアしたのは、広島・ジョンソンと巨人・菅野智之。菅野は抑えの沢村に3勝消されているし、セ・リーグ防御率1位なのに味方打線の援護がなかったという不運もあったにせよ、一桁の9勝止まりというのは致命傷だろう。

 本来なら菅野と並んで最有力候補にならなければいけない日本ハム・大谷翔平は、故障もあって10勝どまりだし、そもそも規定投球回数にも達していない。その分、打者として活躍したといっても、沢村賞には何の関係もない。

 本命不在の沢村賞選考委員会。難航は避けられない。71年、80年、84年、00年と過去に4回「該当者なし」があるが、それを避けようとするのならば、広島・ジョンソンしかいないだろう。広島四半世紀ぶり優勝の貢献度は大だからだ。

 外国人投手の沢村賞は、64年の阪神・バッキー1人だけ。史上52年ぶり2人目の快挙なるかどうかが、今年の沢村賞選考委員会最大の見どころになる。 (江尻良文)

 

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