WBC、メジャー戦士参戦へ 王氏、イチローと年に1度の“密会”

2016.10.20

ソフトバンク・王貞治球団会長
ソフトバンク・王貞治球団会長【拡大】

 侍ジャパンの強化試合に関する記者会見の席上、小久保監督は、来年3月開催のWBCへ向け日本人メジャーリーガーの必要性を強調した。

 「今、名前を出すと迷惑がかかるので…」と具体名こそ避けたが、「WBCにはメジャーでプレーしている選手は必要だと思っています」と明言。招集をあきらめていないことをアピールした。

 当然だろう。過去3回のWBCを見れば、日本人メジャーリーガーの重要性は一目瞭然。2006年の第1回大会で王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)率いる日本代表が奇跡の世界一を達成。その原動力はマリナーズ・イチローと抑えのレンジャーズ・大塚だった。

 09年の第2回大会で原辰徳監督が世界一連覇を果たしたときの主役も、MVPを獲得したレッドソックス・松坂大輔(現ソフトバンク)と、土壇場のひと振りでヒーローになったマリナーズ・イチローだ。

 一方、13年の第3回大会で山本浩二監督率いる日本代表が3連覇どころか惨敗を喫したのは、メジャーリーガー不参加が大きな要因だった。小久保監督が執着するのも無理はない。

 故障禍から復帰したヤンキース・田中将大、レンジャーズ・ダルビッシュ有の参加は所属球団が認めないだろう。が、マーリンズ・イチロー、レッドソックスからFAの上原浩治は可能性が残されている。特にイチローに対しては王氏との間にホットラインがある。WBCが縁になっての蜜月関係だ。

 シーズンオフには日本で年に1度は“密会”。「王さんは特別な存在です」と事あるごとに口にするイチローに対し、王氏がWBC参加を訴えれば、一気に現実味を帯びてくる。一方で、小久保監督はホークスでの現役時代、当時の王監督の一番弟子だった関係にある。そもそもコーチ、監督経験のない小久保氏がいきなり日本代表監督に就任したのも「王さんの推薦があったから」という球界関係者もいる。

 “世界の王”のホットラインでイチローのWBC参戦が実現すれば、究極のウルトラCとなる。 (江尻良文)

 

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