WBC消滅なら、侍ジャパンの存在無意味 米メディア「来年が“最後のWBC”」一斉に報じる (1/3ページ)

2016.12.01

2009年の大会2連覇達成は日本中に感動を与えたが、WBCそのものが消滅の危機を迎えつつある
2009年の大会2連覇達成は日本中に感動を与えたが、WBCそのものが消滅の危機を迎えつつある【拡大】

 侍ジャパンに、いや日本列島に衝撃が走った。日本が世界一奪還を目指すワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第4回大会が来年3月に開催されるが、米スポーツ専門局「ESPN」が11月28日に「この大会を最後に消滅する可能性がある」と報じたのを皮切りに、複数の米メディアが来年が“最後のWBC”となる可能性を一斉に報じたのだ。過去3大会中2大会で優勝、日本代表「侍ジャパン」を常設化してこの大会に賭けている日本球界にとっては大きな痛手。舞台裏を探った。 (江尻良文)

 WBC消滅が事実なら、日本野球機構(NPB)は計り知れないダメージを受ける。

 前回の2013年第3回大会前には日本側から、WBCの総収益の半分以上が米国側に渡るシステムに不服を訴え、利益の配分を強く求める声が上がった経緯がある。それだけに「米国でのWBC消滅報道は、日本の口を封じるための“脅し”ではないか」と陰謀論を唱える向きもあった。

 しかし、米大リーグウオッチャーの球界関係者は、舞台裏をこう分析している。

 「おそらく来年3月の第4回大会開幕前には、主催者側のMLB(米大リーグ機構)が表向き消滅を否定するだろう。だが、実態はいつ消滅してもおかしくない。MLBにとってWBCは、日本側が大騒ぎしたほど、一方的に莫大な利益をあげているわけではない。正直言って、ここまでよく持ったと思うよ」

 その上で「今や1兆円産業になったMLBにとって、80億円の収入はあっても、各国を招待するのに必要経費が70億円かかるWBCは、手間暇がかかるだけで、それほどのメリットはない」と解説する。

 

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