甲子園女子マネ問題で思い出した オーガスタVS全米女性評議会“女人禁制”大論争 (1/2ページ)

2016.12.08

今夏の甲子園練習で、ノックを手伝っていた大分高の女子マネジャー(中央)が大会関係者に制止され、全国的な議論を呼んだ
今夏の甲子園練習で、ノックを手伝っていた大分高の女子マネジャー(中央)が大会関係者に制止され、全国的な議論を呼んだ【拡大】

 日本高野連が春夏の甲子園練習で、女子部員が補助として参加することをヘルメット着用などの制限付きで認めました。今夏の練習時、本塁近くでノックの球を渡していた女子マネジャーを大会本部が制止したことに対し、疑問の声が多数寄せられたことを受けてのことでしょう。

 この一件に考えを巡らしていたら、2002年に勃発した、オーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ(ANGC)の議論を思い出しました。

 ANGCはプライベートのゴルフクラブで、4大メジャーの中でも世界最高峰に位置づけられているマスターズの会場です。その会員資格を得るのも、世界最高峰の栄誉との呼び声高く、会員名簿は非公表ということになっていますが、米国の大企業の経営者を中心に全世界に300人ほど。会員資格は望んで得られるものではなく、クラブからの推薦を待たねばならないということが、ビル・ゲイツが何年も待機した末、02年にメンバーになった逸話などを通して知られています。

 このANGCに対してかみついたのが、全米女性評議会(ナショナル・カウンシル・オブ・ウーメンズ・オーガニゼーション=NCWO)でした。女性差別撤廃を目指す全国的な団体で、02年にANGCに女性会員が一人もいないことを問題視し、女性メンバーの入会を認めるようANGCに書簡を送った上で記者会見を開きました。

 対するANGCは「われわれはプライベートな会員組織であり、女性を入れるかどうかはわれわれが決める。外部組織の圧力で決めることではない」と反論。同時に、クラブ会則に女人禁制と書かれているわけではないことも強調しました。

 

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