阪神→オリックスの金田、人的補償好機にできるか FA選手上回る活躍例もあるが…

2016.12.20

阪神の秋季キャンプで練習試合に登板した金田 (森本幸一撮影)
阪神の秋季キャンプで練習試合に登板した金田 (森本幸一撮影)【拡大】

 オリックスからフリーエージェント(FA)で阪神に入団した糸井嘉男外野手(35)の人的補償で金田和之投手(26)が移籍することが決まった。4年目右腕にとっては思わぬ形の移籍となったが、心機一転、新天地での飛躍に期待がかかる。

 金田は宮崎・都城商高出身で、大阪学院大から2013年ドラフト5位で阪神に入団した。14年には主に中継ぎで40試合に登板する活躍をみせたが、今季の登板は6試合にとどまり、秋季キャンプでは中継ぎ右腕としての地位を懸命にアピール。「課題だったクイックをいい感覚で終えられた。来季は2年前の40試合を目標にしたい」と巻き返しを誓っていた。

 FAのルール上、阪神がプロテクトできたのは28選手に限られたため、期待の若手の中にもリストから漏れる選手が出るのはやむをえない。ただ、過去には人的補償による移籍で花開いた選手もいる。金田と同じ中継ぎ投手では、広島の一岡竜司が好例だ。

 一岡は13年オフ、FAで巨人へ移籍した大竹寛投手の人的補償で広島へ移った。巨人時代は1軍に定着できなかったが、投手陣が手薄だった広島では春季キャンプから高い評価を受け、開幕からセットアッパーを任された。14年、15年と30試合以上に登板。今では「カープ女子」に人気の選手の一人になっている。

 また、ヤクルトから西武へFA移籍した石井一久投手の人的補償となった福地寿樹(かずき)外野手は移籍後、すぐに1番打者に定着。08年から2年連続でセ・リーグ盗塁王に輝き、FA選手をも上回る活躍をみせた。

 人的補償として指名される選手に対し、新球団はチームのウイークポイントを埋める役割を求めている。金田は「早く気持ちを切り替えて、オリックスの勝利に貢献できるように頑張りたい」と話す。人的補償という、いわば不名誉なレッテルを自らの力で取り払うことができるか。逆境をチャンスに変えられる選手が生き残っていくのが厳しいプロの世界だ。(丸山和郎)

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