“3月に新外国人調査”のウラにある阪神の助っ人不信 優勝争いにも影響

2017.01.16

4番・三塁を予定しているキャンベルが期待通りなら苦労はないのだが(リョウ薮下撮影)
4番・三塁を予定しているキャンベルが期待通りなら苦労はないのだが(リョウ薮下撮影)【拡大】

 阪神は外国人選手調査のため、3月に渉外担当者を米国に派遣することになった。既に今季の助っ人は投手がメッセンジャー、マテオ、メンデス。野手はキャンベルで臨むことが決まっている。機能しない場合に備えた“保険”にほかならない。

 「中でも新入団のメンデスとキャンベルは未知数。仮にキャンベルが4番三塁に失格すればチームの浮沈にかかわるから」と阪神OBは見る。

 顕著な例が昨年だ。4番三塁として獲得したヘイグが期待外れに終わり、4年ぶりBクラス転落の一因になった。フロントはこの時も新助っ人の緊急獲得を検討したが、適任者不在で見送られた経緯がある。

 「弁解するわけではないが、打てる内野手は向こうでも数少ない。そのうえ日本向きとなると限られる。調査は難しいが、いつでも獲得できる準備だけはしておきたい」と球団幹部。

 今季のキャンベルに大きな期待をかける一方、不安を隠せない背景に過去の数多い失敗がある。1999年ブロワーズ、2001年ペレス、04年キンケード、13年コンラッド、16年ヘイグまで助っ人三塁手は不発の連続。いずれの年も優勝を逃しており、戦力の中で助っ人が占める比重の重さはいうまでもない。

 「昨年など、もともと4番タイプでない福留に4番を託さねばならないほどだった。糸井は3番が妥当で、2人とも左打ち。その意味でも右打ちのキャンベルが4番に座るのが理想だが、キャンプの段階ではまだ分からない。サク越え何発とかで判断すれば、まただまされかねない」と警告する前出のOB。

 フロントにすればキャンベルの動向にヤキモキしながらの米国派遣になる。 (スポーツライター・西本忠成)

 
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