阪神・藤川球児、1軍帯同&スロー調整“却下”のナゼ 指揮官は若手の“引き締め役”期待

2017.01.25

思惑とは裏腹に、キャンプの1軍スタートが決まった藤川
思惑とは裏腹に、キャンプの1軍スタートが決まった藤川【拡大】

 阪神復帰2年目の藤川球児投手(36)の希望が“却下”された。

 2月1日に沖縄・宜野座で始まる1軍春季キャンプのメンバーが23日に発表され、藤川も1軍帯同が決定。しかし、本人はかねてからスロー調整が可能な高知・安芸での2軍スタートを熱望。自主トレも高知で行っており「寒い所から始めているのも、ゆっくりと始動したいから。暖かい場所だとちょっと動きすぎる」と意図を明かしていた経緯がある。

 しかし、金本監督は藤川に1軍キャンプで若手投手陣の“引き締め役”を期待。「練習に取り組む姿勢は(若手の)模範」。本人の希望を把握しており、「(1軍キャンプに)来ていただきますけれども、本人は安芸でやりたいんじゃないかな」と申し訳なさそうでもあった。

 一昨年オフ2年総額4億円(推定)で4年ぶりに古巣に復帰し、昨季は43試合登板、5勝6敗3セーブ、防御率4・50。先発、中継ぎ、抑えすべてを担った。

 球団フロントは「実績があり、ケガを乗り越えた経験を持ち、後輩の信頼も厚い。特に若手救援陣への影響力は大きい。藤浪と並ぶ“全国区”の選手でもあり、彼が1軍キャンプに参加すればファンも盛り上がる」とグラウンド内外での効果に期待を寄せる。

 一方、藤川の1軍スタートを「“ベテラン特権”を奪われた」とみている球団関係者もいる。

 同じ中継ぎのベテラン・安藤は2軍スタートが決定し、オープン戦から1軍合流する見込み。首脳陣が藤川に同じ調整を認めないのは「キャンプから1軍でアピールしろ、というメッセージが込められている。もはや無条件で開幕1軍を確約される立場ではないということだ」(前出の関係者)と手厳しい。とすれば日米通算プロ19年目の右腕は、キャンプ序盤から“背水の陣”ということになる。 (山戸英州)

 
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