WBC急転存続ワケ 今回を最後に消滅の見通しが…MLBの思惑チラリ

2017.02.24

2013年の前回大会はドミニカが優勝。いろいろ課題もあるが、しばらく存続するようだ
2013年の前回大会はドミニカが優勝。いろいろ課題もあるが、しばらく存続するようだ【拡大】

 結局、日本をはじめ世界中から挙がる莫大な収益は捨てがたいということか。第4回大会を迎えるWBCは、今回を最後に消滅するとの見通しが米国メディアに盛んに流れていたが、急転存続が確実となった。

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが21日、アリゾナ州フェニックスで記者会見し、存続の意向を示した。

 WBCは収益が伸び悩んでいることや、米国代表の不振などから、「今回限りので打ち切りが検討されている」と盛んに報じられていたが、マンフレッド氏はこの観測を否定。「WBCは野球の将来にとって決定的に重要だ。野球の国際化が理由の1つ。さらに野球の各国への草の根的な普及、発展のために大事だ」と述べた。

 WBCは、日本でこそ野球の世界一決定戦として熱狂的な人気を誇っているが、米国のファンにとっては公式戦開幕前のオープン戦の一環程度の認識。メジャー各球団も、特に主力投手を故障のリスクがあるWBCに出場させるのには極めて消極的だ。

 しかし、近年、大リーグが好景気となっているのは、米国外から放映権などの安定収入を享受できるシステムになったから。米国内だけで野球人気を維持できるものではない。WBCを打ち切れば、イベント開催の経費は節約できるが、ジャパンマネーなどを遠ざけることになる。こんなばかな選択はないワケだ。

 
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