WBC存続も米本音は「もういい」 野球市場広げるにはクラブ世界大会創設を急げ (2/2ページ)

2017.03.02

 結果としてそのビジネスは、世界で2番目の野球市場である日本によるところ大のままで、売り上げ100億円弱の現状規模から大きな成長は望めない状況です。

 そうなると、ケガの懸念から自球団の選手を派遣したくないMLB各球団からすると、もういいじゃない、ということになるわけです。加えて、アメリカが勝てず面白くないのもあるでしょう。

 MLBは機構のチカラが強くて動きが早いという説がありますが、それは一旦決議されてからのこと。MLBとの諸々の商談、雑談の中で、日本はオーナーの足並みがそろわなくて大変だとボヤくたびに、おいおいおいと突っ込まれたものです。そちらはわずか12球団で、そのほとんどがカイシャ人、社会常識が通じる方々でしょう? こちらは30もあって世の中と折り合う必要なんてない連中ですよ。バド(セリグ前コミッショナー)は議案を通すために、朝から晩までひっきりなしに各球団のオーナーと電話しているよ、と。

 そのセリグをはじめ、WBCの開催に尽力した当時の幹部がいない中での続行の決断ですから、あと2回くらいは安泰でしょう。

 ただし日本もアメリカも、野球ビジネスの根幹は各球団です。WBCが継続し国際交流試合が続いている間に、クラブチームの世界大会に結びつけることこそが、野球市場の健全な発展のカギだと思います。 (東大卒元ロッテ投手、江戸川大教授・小林至)

 

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