阪神、程遠い“ザル内野”の解消 北條「遊撃」決定ただ1人…

2017.03.15

内野のレギュラー確定は北條のみ。守備力の不安はぬぐえない
内野のレギュラー確定は北條のみ。守備力の不安はぬぐえない【拡大】

 阪神の内野の布陣固めが遅れている。オープン戦では主に一塁を原口、中谷。二塁を鳥谷、上本。三塁を大山、糸原、鳥谷。遊撃を北條、鳥谷らが守り、決定しているのは遊撃の北篠だけだ。

 元凶は三塁に予定している新外国人キャンベルの故障(左手首腱鞘炎)による出遅れで、いまだに復帰のメドが立っていない。「実戦での打力も守備も不透明だから、首脳陣は頭が痛い。三塁が無理なら一塁コンバートも考えられ、今後他の選手の配置にも影響する」と阪神OBは指摘する。

 そうでなくとも阪神は昨年リーグ最多の97失策。守備率・982はリーグ最低。投手陣の足を引っ張り自責点にならない失点67はリーグ最多。4年ぶりにBクラスに転落したのもうなずける。

 「今季は内野の守備力アップが必須なのに、遊撃以外のレギュラーが決まらないのでは連係プレーなどに支障をきたし、本番で守備の破綻から星を落とす危険性が多分にある」と先のOB。

 唯一遊撃決定の北條にしても、打力に成長の跡は見えるが、守備には不安がつきまとう。これまでオープン戦で3失策。自ら「守備が全然駄目なんで…」と嘆くほど。二塁か三塁へのコンバートが濃厚の鳥谷は、遊撃との動きの違いに戸惑いが見られ3失策だ。

 「同じことは捕手から一塁に回った原口にもいえる。バント処理など、どこまできちんとできるのか。三塁を競うルーキーの大山と糸原あたりは、プロの打球の速さにしばらくは対処できないかも」と心配する。「ザル内野」の汚名返上には時間がかかる。 (スポーツライター・西本忠成)

 
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