侍Jを泣かせる“もうひとつの敵” シャレにならない花粉症の猛威

2017.03.21

鼻水でティッシュが手放せない山田。球界の先輩も通った道だ
鼻水でティッシュが手放せない山田。球界の先輩も通った道だ【拡大】

 侍ジャパンの主力としてWBCに参戦中の山田哲人内野手(24)=ヤクルト=が花粉症に苦戦している。

 「宮崎でおかしくなって」。ムズムズする鼻をこすりながら、山田は関係者に漏らしている。昨年までは何ともなかったが、2月下旬の日本代表合宿で宮崎の地を踏むと鼻水がズルズル。京セラドームでの強化試合の際はティッシュが手放せなかったそうだ。

 花粉症は日本人の3人に1人が苦しむ国民病。現時点では断定できないが、季節を考えればスギ花粉症と思われる。初体験したその猛威はシャレにならなかっただろう。

 集中できないほどうっとうしく、だるさや微熱を伴うこともある。現在の山田は本戦がインドアの東京ドームのため症状が治まっているようだが、決勝ラウンドの舞台・米国でも花粉は飛んでいる。米ヤンキース・田中将大投手は2009年の第2回大会で現地に乗り込んだ際に発症。楽天時代に「(犯人は)サボテンみたい。キツかったです」と話していた。

 この強敵に負けず国際大会でプレーするために選手たちは医師の診断を仰ぎ、ドーピング検査に支障がない飲み薬や点眼薬を処方してもらっている。一方で“元”を断つことで対抗したケースがあった。ソフトバンク・松坂大輔投手だ。西武時代の2000年春、住んでいた所沢・若獅子寮の周辺には戦後に植林されたスギが立ち並び、部屋の窓が花粉で黄色くなっていた。「目を取り出して洗いたいくらい」とこぼす右腕のため球団が約100本を伐採した。

 山田の症状がどうなるか予断を許さないが、春の国際大会で戦う難しさはここにもある。 (山田利智)

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。