千賀、藤浪…“WBC後遺症”の治し方 第1回V戦士・薮田氏が提案

2017.04.10

薮田安彦氏
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で奮闘した侍ジャパン投手陣が、復帰したペナントレースのマウンドで苦投している。

 4日にはソフトバンク・千賀が楽天戦で4回7失点と大炎上。阪神・藤浪はヤクルト戦で5回2失点。ロッテ・石川も日本ハム戦で5回2失点でいずれも黒星を喫した。楽天・則本はソフトバンク戦で6回1失点と粘投し今季初勝利を挙げたが、105球を要した。普段通りの投球をみせたのは、横浜DeNA戦で7回1失点と好投した巨人・菅野くらいだ。

 各投手はWBC終了後にチームへ合流。いずれもフォームがバラついている。一体、何が彼らを苦しめているのか。

 ロッテ、米ロイヤルズでリリーフとして活躍し、2006年には第1回WBCに出場し優勝に貢献した野球評論家、薮田安彦氏(43)は「1月から3カ月近く滑るWBC球と米国の硬いマウンドに慣れようと調整してきて、そこから元に戻すのに時間がかかりました」と振り返る。

 「戻ったときは日本の球は滑らないからいけるぞと思ったけど、投げてると何かが違う。日本のマウンドは軟らかいから重心を低くして体重移動しないといけないのに、米国の硬いマウンドで投げているうちにフォームが突っ立ち気味になっていた。だからコントロールできなかった」

 後輩の石川も、見る限りフォームのメカニック的なもので苦しんでいるようだという。

 「僕の場合は良いときのフォームの映像を見まくってチェック。それを元にして、ブルペンでかなり投げ込みをしました」と話すが、復調までは時間がかかったという。侍戦士たちの苦闘はしばらく続きそうだ。 (夕刊フジ編集委員・山田利智)

 

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