ポスティングなんかやめちまえ! 米国が改正申し入れ、譲渡金引下げ必至

2017.05.10

大谷は相次ぐ故障で、今オフのメジャー移籍が先行き不透明に
大谷は相次ぐ故障で、今オフのメジャー移籍が先行き不透明に【拡大】

 プロ野球の実行委員会が8日に東京都内で開かれ、米大リーグ機構(MLB)からポスティングシステム改正の申し入れがあったことが報告された。現時点で具体的な内容は不明。日本側の対応は「向こう(MLB)の案を確認してから」(日本野球機構・井原敦事務局長)になる。

 今オフにポスティングでメジャー移籍が既定路線だった日本ハム・大谷翔平(22)は、故障で先行き不透明となっている。そんな現実を直視すれば渡りに船。MLB側からの改正案を拒否し、一気にポスティングシステムを廃止する千載一遇のチャンスだ。

 ポスティングは導入当初は売り手市場だったが、完全に買い手市場に様変わりした。スタート時は所属球団がポスティングを認めれば、入札額1位のメジャー球団が単独交渉権を獲得。選手との交渉が成立すれば移籍が決定していた。

 日本の所属球団は最高額の入札金を獲得。松坂大輔(現ソフトバンク)がレッドソックスに移籍した際には、西武に50億円以上の大金が転がり込んだ。メジャー球団側も、権利獲得に9年かかる海外FAを待つことなく、日本球界トップクラスを若いうちに獲得できるメリットがあった。

 ところが、楽天の田中将大がヤンキース入りする際、「有望な選手に投資するのはいいが、球団側に大金を支払うのはおかしい」とMLB側が改正を要求。最大2000万ドル(約22億6000万円)の譲渡金を支払う用意のあるすべてのメジャー球団が交渉できる現行システムに変更された。

 今後MLB側が提示してくる改正案は、譲渡金の引き下げなど日本球団にとって厳しいものになるとみられる。ならば、巨人、ソフトバンクなど認めない球団もある、いびつなポスティングシステムは廃止すべし。その代わり、海外FA権取得期間を国内と同じ(現行制度では8年)に短縮、一本化するのがベストだろう。 (江尻良文)

 

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