韓国、ロシアに国籍変更した選手の大活躍で騒然 朴大統領まで“内紛”に苦言

2014.02.17


ロシア代表として金メダルを獲得した韓国出身のアン(AP)【拡大】

 スピードスケートのショートトラック男子をめぐってお隣・韓国が騒然としている。ロシアに国籍変更して出場した28歳のビクトル・アン=元の名・安賢洙=がメダルラッシュで大盛り上がりなのだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領の心境も穏やかではないようで「スポーツ界の派閥主義などのせいではないか」といらだちをあらわにしている。

 かつての母国にどうだと言わんばかりの成果だった。1500メートル(10日)で銅メダルを獲得し、ロシアにこの種目として初めてメダルをもたらしたアンは、15日の1000メートルでは金メダル。この1000メートルでは銀もロシアが占め、「金と銀が取れてさらにうれしい」とアンは喜びを爆発させた。

 アンは、韓国代表で出場した2006年トリノ五輪で3冠に輝いたが、代表での内紛が影響し、バンクーバー五輪の出場を逃した。精神的に悩み活躍の場を求めたとき、ロシアから声がかかり、11年に国籍を取得した。

 朴大統領はアンの銅メダルを受けて「アン選手の(国籍変更)問題が、スポーツ界の派閥主義などのせいではないか考えてみるべきだ」と言及。「最高の実力を持っているのに、韓国では夢をかなえられず他国で活動している」と指摘し、スポーツ選手が派閥争いなどに影響されず、実力で評価されるシステムを確立するよう文化体育観光省に指示した。

 1000メートルでの金でロシアの観客がわいた際、太極旗を持った関係者は苦い表情で会場を去ったという。この騒動、しばらく尾を引きそうだ。

 

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