小野塚「銅」 サポーターと天国の祖父に捧げるメダル 女子HP

★ソチ五輪2014

2014.02.21


フラワーセレモニーで笑顔の小野塚(古厩正樹撮影)【拡大】

 ■フリースタイル 女子HP(現地時間20日)

 新種目のフリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)で小野塚彩那(25)=石打丸山ク=が銅メダルを獲得した。日本のメダルは8個目で、海外開催の冬季五輪で最多だった1992年アルベールビル五輪の7個を上回った。

 フリースタイルスキーの日本勢の表彰台は、2002年ソルトレークシティー五輪女子モーグルで里谷多英が3位になって以来。19日のスノーボード女子パラレル大回転2位の竹内智香(30)=広島ガス=に続いて今大会で2人目の女子メダリストが誕生した。

 基礎スキーから本格的に転向して3シーズン目。昨年の世界選手権で3位になるなど力を伸ばした小野塚が、五輪でも持ち味のジャンプの高さを生かして表彰台に立った。予選4位で通過し、上位12人による決勝1回目に79・00点で3位につけた。2回目はエアの安定感が増し、1回転半、2回転をきれいに決めてガッツポーズ。83・20点とさらに得点を伸ばした。

 「今までで一番うれしい。きょうは長い一日だった。集中して滑ることだけを考えた。まだ優勝するにはほど遠かったと思うが、その中で結果が残ってよかった」

 2011年4月に新種目に決まったことで五輪を目指すことを決めた。代表入りにはW杯を転戦するのが最低条件。年間300万から400万円かかる遠征費を捻出するため、知人らの協力でその秋「小野塚彩那サポーターズクラブ」が発足した。会員の資金援助を受けて昨季はW杯で表彰台に3度立ち、世界選手権で3位に入った。今季は全日本スキー連盟の強化指定で最高ランクの「特A」となった。

 「周りの人の支えがなければ、ここまでこれなかったので本当にうれしく思う」と感謝。さらに、「天国にいるじいちゃんと喜びを分かち合いたい」と小野塚。

 「一番じゃなきゃビリと一緒だ」と温かくも厳しい言葉で育ててくれた母方の祖父、勝利さんは12年3月に他界した。「絶対に、じいちゃんに見せる」と誓ったメダルを墓前に報告する。

 ■小野塚 彩那(おのづか・あやな) 1988年3月23日生まれ。新潟県出身。専大出。学生時代はアルペン選手。五輪種目採用をきっかけにハーフパイプに取り組んだ。13年世界選手権3位。W杯は2位と3位が2度ずつあり、昨季は種目別で3位。世界屈指のジャンプの高さが持ち味。石打丸山クラブ所属。158センチ、50キロ。

 

 

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