羽生結弦、フィギュア世界選手権初V 3冠どころか“4冠”?

2014.03.30


羽生が日本人初の3冠に輝いた【拡大】

 フィギュアスケートの世界選手権第3日が28日、さいたまスーパーアリーナで行われ、男子フリーでソチ五輪金メダリストの羽生結弦(19)=ANA=が大逆転で世界フィギュア初優勝を果たした。

 「緊張もしたし、勝たなきゃいけないって思いもすごくあったが、絶対に勝ってやるという思いの方が強かった。意地と気合だった」

 安堵の笑みをたたえながら演技を振り返る顔に充実感が漂っていた。26日のSPを終えた時点で3位。91・24点で首位の町田樹との差は6・97点もあった。

 それでも「追い掛ける楽しさがあった」と氷上に躍り出ると、今季苦しんだ冒頭の4回転サルコーで着氷に成功。さらにSPで転倒した4回転トーループを決めて勢いに乗った。町田をわずか0・33点上回る282・59点で劣勢をひっくり返してみせた。

 今回の優勝でGPファイナル、五輪とあわせ、2002年のアレクセイ・ヤグディン(ロシア)以来のシーズン3冠を達成。日本人としては初の快挙だ。ブライアン・オーサーコーチは「五輪が終わってすぐにカナダに練習にやってきた。とにかくすごいメンタルをしている。それをどう扱っていいかわからないくらいだ」とたたえた。

 日本フィギュア界を引っ張ってきた人気者、浅田真央の去就が不透明な状況で、羽生には“日本のエース”としての期待と重圧がかかるが、日本スケート連盟は溜飲を下げたはずだ。

 この日はくしくもプロ野球開幕日。東京ドームでは巨人vs阪神の好カードがあったが、19歳が伝統の一戦をも上回る逆転V劇を演じたことで「羽生くんでも十分、巨人戦をたたけると思う」(関係者)とニンマリだ。

 日本プロ野球の伝統の一戦に肩を並べたといえる羽生。これもまた、“4冠”目の快挙といっていい。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

 

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