大人げない横綱・白鵬の態度 関係者嘆く「ダーティーなイメージさえ出てきた」

2014.06.03


メディアに対し沈黙を守っている白鵬。何があったのか【拡大】

 「白鵬の会見拒否って一体何なんだろう」。大相撲は夏場所が終わっても、この話題のおかげで1週間たっても余韻が残っている。

 千秋楽の翌日は、相撲記者クラブが設定する優勝力士の一夜明け会見が慣例で「感動再び」とファンも注目している。相撲協会の公式行事とまではいかないが、優勝力士はよほどの用事がない限り拒むことはできない。

 ところが、白鵬は会見申し入れを蹴った。部屋関係者も懸命に説得したらしいが、頑として応じなかったという。「理由はいろいろあるようだが、どうしても嫌なようです」という部屋関係者の説明を聞くと、まるで駄々っ子だ。

 もともと白鵬は報道陣の質問には誠実に答える力士で、これまで取材拒否などは一切なかったという。それが14日目の鶴竜戦に勝った後、突然、無言の行に入った。千秋楽も口を開いたものの、不機嫌で質問によっては答えなかったという。

 ところが、NHKの土俵下での優勝力士インタビューや夜の「サンデースポーツ」のインタビューではいつもの通り、にこやかな表情で話した。

 「明治時代からある相撲記者クラブは、日本中のあらゆる記者クラブの中で一番歴史があると自負している。そのメンツを潰されてしまった」と知り合いの相撲関係者は笑った。

 では一体、理由は何なのか。「週刊誌やスポーツ紙に気に入らない記事があった」「帰化問題で父親と衝突した」「千秋楽の日馬富士戦で、稀勢の里を優勝させたい観客から日馬富士コールが起き、気分を害した」。インターネット上でさまざまな見方が飛んでいるが、いずれも憶測の域を出ない。

 白鵬は何かというと「双葉山関、大鵬関」と尊敬する大横綱の名を口にする。しかし、こんな大人げない騒ぎを起こすようでは、とても2人の足下には及ばない。

 「遠藤のときもそうだったが、今場所も初顔合わせの小結千代鳳に立ち合いで張り手を見舞った。稀勢の里戦では、立ち合いの駆け引きで稀勢をじらし立ち遅れさせて勝った。悪ガキ朝青龍と対照的だった当初と違って、いまやダーティーなイメージさえ出てきた」と関係者は嘆く。

 場所後の5月31日、白鵬は名誉観光大使を務める北海道滝川市で、毎年恒例の「白鵬米」の田植えを行った。遠く北海道まで飛んでいって愛想をふりまくことができるのに、マンションから部屋にくるだけで済む会見ができないとは、これいかに。

 何が不服なのか黙っているのはスポーツマンらしくない。こんな状態が続くと相撲記者クラブとの亀裂も深まるばかり。白鵬にとっては損はあっても、得になることは何一つないだろう。 (作家・神谷光男)

 

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