米メディア絶賛の嵐…錦織、92年ぶり「全米8強」から4時間19分の死闘

2014.09.03

 全米オープン男子シングルス4回戦(1日)でラオニッチ(カナダ)を下し、日本勢92年ぶりの8強入りを果たした錦織圭(24)。4時間19分に及ぶ死闘の末、午前2時26分(最遅終了大会記録)に勝利を収めた姿は、米メディアに“ミドル・オブ・ザ・ナイト・マジック(深夜のマジック)”と報じられた。

 米スポーツ専門局のESPNは錦織の敏捷性と正確なショットを絶賛。「深夜のマジックだ。ラオニッチのモンスターのようなサーブを打ち破った」と報じた。

 特にショックを受けたのはカナダのメディアだ。23歳のラオニッチは次世代を担うテニスのスター選手として期待されているだけに、地元紙は「記録破りの深夜のバトルに屈した。得意のサーブの確率が悪く、錦織に競り負けた」とお手上げだった。

 準々決勝の相手は第3シードのスタニスラス・ワウリンカ(29、スイス)。米スポーツ専門ブログのスポーツチャット・プレースは「錦織は信じられないショットを繰り出す巧者で今は自信に満ちあふれている。全豪覇者のワウリンカは、全英以降、調子を落としている。錦織が勝つだろう」と大胆な勝利予想をしている。

 錦織陣営は「バックハンドである程度は決められることを想定して戦わないといけないが、勝機はある」。ワウリンカは錦織のラリーの強さを認め「自分も積極的にいくことが大事になる」と警戒した。

 錦織は名実ともにトップスターへの階段を上ろうとしている。今季は全米インドア選手権とバルセロナオープンで優勝。日清食品、ウィルソン、アディダス、ユニクロ、ウイダー、タグ・ホイヤー、デルタ航空、ジャックスなどとスポンサー契約も多く、年収は10億円以上といわれている。

 今大会のシングルス優勝賞金は、大会史上最高の300万ドル(約3億1500万円)。錦織の出場するテニスコートはキャッシュで敷き詰められている。

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 ■試合開始は4日早朝

 準々決勝のワウリンカ戦は、3日午後3時(日本時間4日午前4時)以降のセンターコートで行われる。1918年の熊谷一弥以来となる96年ぶりのベスト4進出を目指す。29歳のワウリンカは、1月の全豪オープンで4大大会初優勝。片手打ちのバックハンドによる強打が武器で、錦織は過去2戦2敗。

 

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