角界の怪物・逸ノ城、恩師が語る“強さの秘密” モットーは「嘘のない稽古」 (2/2ページ)

2014.09.27


ファンに囲まれ笑顔を見せる逸ノ城。100年ぶり新入幕Vなるか【拡大】

 今年5月には、逸ノ城の十両昇進を祝って高校から化粧まわしを贈った。そこには鳥取城北高校相撲部のモットーとする言葉が縫い込まれていたという。

 「『嘘のない稽古』という言葉です。自分をごまかすことなく稽古に打ち込めば必ず道は拓ける。その言葉を忘れずに精進してほしいという願いを込めました」

 怪物の快進撃には恩師だけでなく、ファンや相撲協会も気を良くしている。「期待の遠藤が色あせてしまったが、連日大入りが続いているのは逸ノ城効果が大きい」(関係者)からだ。

 ベテラン相撲記者、大見信昭氏は逸ノ城について「モンゴル勢でも日馬富士は細いし、白鵬のような都会っ子とも違う。朝青龍のように体が小さくて何が何でも勝ってやるというヒールでもなく、素朴で鷹揚としている」と評し、これまでのモンゴル勢とは一線を画すとみる。

 「タイプとしてはやはり“黒船来襲”と大騒ぎされた小錦に次ぐ。遠藤が出てきたときもフレッシュな魅力はあったが、今になってみれば器が違う」(同)と話している。

■やく氏「雷電を思わせる」

 元日本相撲協会外部委員で漫画家のやくみつる氏 「下半身はどっしりとして力も強い。どの部分をとっても規格外で欠点がない。文献でしか知り得ないが、大相撲史上最強といわれた雷電爲右エ門の取り組みはこうだったのではないか、と思わせる迫力がある。土俵の上ではモンゴルの先輩、朝青龍の百倍はいかつい顔立ちだが、笑うとベビーフェース。そのギャップもファン心理をくすぐる。世代交代が進んだ数年後の構図を考えると、相撲界は彼を中心に回っていくだろう」

 

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