【スポーツ異聞】「F1後進国・韓国」の右往左往 来年のGP日程割り当てられ「赤字で無理」も巨額違約金に戦々恐々 (1/3ページ)

2014.12.22

 自動車レースの最高峰、F1グランプリ(GP)の日程が12月3日に国際自動車連盟(FIA)から発表された。驚きは、財政難から2014年シーズンで開催が見送られた「韓国GP」が含まれたことだ。10年から4年開催で1900億ウォン(約204億円)の累積赤字を抱え、地元自治体は来年度のGP開催予算を計上もしていない。はなから「開催」を見込んでいなかっただけに当惑が先立つばかり。ただ開催を拒否すれば1000億ウォン(約108億円)以上の違約金の支払いを求められる可能性があり、関係者の困惑は深い。18年平昌五輪が財政難から国外開催を非公式に協議されていると報道されており、韓国GP開催が改めて韓国での国際大会開催のポテンシャルの低さを垣間見せている。

 FIAが12月3日に発表した15年の暫定カレンダーは21戦。9月の暫定発表では含まれていなかった韓国GPが5月3日の決勝で加わった。ただし「確認中」の但し書きが添えられていた。

 この発表に戸惑いを隠せないのが、韓国の大会主催者。AFP通信によると、主催関係者は「(FIAから)事前の通知はなかった。我々は既に来季のレース開催は難しいという立場を伝えていたが、FIAは開催を発表した」と非難した。

 韓国・全羅南道霊岩(ヨンアム)で2010年に初開催された韓国GP。運営は民間企業のほかに全羅南道政府を含む7社で組織した合弁企業によって行われている。開催は初っぱなからつまずいた。サーキット建設が天候不順や干拓地の軟弱地盤などで遅れた。どうにか開催に間に合わせたが、路面処理まで手が回らずにクラッシュが続発した。

 

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