日馬富士、懸賞の恨み 白鵬30本、鶴竜24本…オレ1本

2015.01.17


5連勝と勢いに乗る日馬富士だが【拡大】

 急上昇中の相撲人気を裏付けるように、今場所は大変な懸賞フィーバー。幕内力士は笑いが止まらない状況が続いている。何しろ初日には、これまでの記録を打ち破る大量130本もの懸賞がかかったのだから。

 力士の取り分は1本につき5万6700円だが、土俵上でもらう袋の中身は3万円。初日、たった4秒で栃煌山を突き落とし、50本で計150万円もの懸賞を獲得した白鵬は「みなさんの期待を感じる。ゴッツアンです。さすがに片手(で受け取る)というワケにはいかなかったね」とニッコリしていた。

 その後も懸賞景気は続いているが、1人だけカヤの外に置かれている横綱がいる。日馬富士(30)だ。この日、白鵬の取組には30本の懸賞がかかった。鶴竜の取組には24本。ところが同じ横綱にもかかわらず、日馬富士の取組にはたった1本しかかからなかった。横綱戦で1本というのは最近ではなく、協会広報部でも「いつの誰以来か、記録をとっていないのでわからない」とクビをひねるほど。本人にとっては不人気ぶりを浮き彫りにする現象で、まさに屈辱的な事態。このうっぷんを晴らすためには、7場所ぶりに優勝して1000万円の優勝賞金で補充するしかない。

 去年の秋場所、右目近くの骨を骨折し途中休場したのが響き、思うような成績を上げられずにいたが、今場所は序盤から絶好調。この日も栃煌山に変わり気味に立って左上手を取ると、実にあっさり投げ捨てた。初日から5連勝は去年の春場所以来だ。

 「自分の思い通りに動いた相撲だった。気迫がすごい? そうですか。去年は去年、今年は今年。一生懸命やるだけですよ」と風呂から上がった表情は柔らかだったが、目つきはギラギラ。懸賞の恨みが打倒白鵬、5連覇阻止のエネルギーとなるか。 (大見信昭)

 

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