マラソン代表選考、基準の明確化を 唯一の国内V田中智美が落選 (1/2ページ)

2015.03.17


マラソン代表に選ばれた今井(左)と前田【拡大】

 五輪や世界選手権のマラソン代表選考では男女を問わず、毎度のことながら門外漢でも首をひねるような選考が繰り返されている。

 今年8月、北京で開かれる世界選手権のマラソン代表が先日発表され、国内選考レースで唯一、日本人で優勝している田中智美(第一生命)が落選となった。解説でおなじみのスポーツジャーナリスト増田明美さんが「なぜ田中が落選?」と会見で噛みつき、よけい騒ぎが大きくなった。

 「どうぞ私を選んで」と訴えながら落選した1992年バルセロナ五輪の松野明美を思い出す。松野の場合は大阪国際で優勝した小鴨由水(ゆみ)に次ぎ当時の日本最高記録を上回る記録で2位となり、小鴨と91年世界選手権銀メダルの山下佐知子とともに代表確実とされた。しかし、陸連が選んだのは世界選手権4位の有森裕子だった。有森は大阪国際にエントリーしていたが、けがで欠場。国内選考レースを1度も走らぬまま選ばれたことで、松野のショックは大きかった。

 今回の田中は昨年11月の横浜国際でケニア選手を最後で抜き返し、2時間26分57秒で優勝した。しかし、選ばれたのは大阪国際で2時間26分39秒で3位(日本人1位)になった重友梨佐(天満屋)だった。

 最後まで外国人と競って優勝しているのに代表になれない。一体、何をどうすれば代表にしてくれるのか。「田中は序盤に先頭集団から離れレース運びが消極的だった。これでは世界では戦えない」と陸連は説明した。

 

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