マラソン日本新に「1億円」 間違ってないけど これだけある問題点 (1/2ページ)

2015.03.24


東京マラソンでは今井が2時間7分台をマークしたが【拡大】

 「日本新記録なら1億円」とは大風呂敷を広げたものだ。実業団の陸上部を統括する日本実業団陸上連合が、男女を問わずマラソンで日本新を出した選手に1億円のボーナスを支給するという。

 高額賞金で知られる先月の東京マラソンは優勝賞金800万円。ボーナスとして日本記録なら500万円、世界記録でも3000万円というから、1億円がいかに並外れた金額かがわかる。

 その東京では“元祖山の神”こと今井正人(トヨタ自動車九州)が、3年ぶりに2時間7分台(7分39秒)をマーク。スポーツマスコミは大騒ぎした。

 しかし、高岡寿成(カネボウ)が2002年のシカゴでマークした2時間6分16秒の日本記録には遠く及ばない。女子も野口みずき(シスメックス)が05年ベルリンで出した2時間19分12秒が、まだ破られていない。

 この間、男子の世界記録は2時間2分台に突入し、まるで異次元の種目になってしまった。いまさら日本記録を破ったところで“それがどうした”という感じで、何で唐突に1億円もの大盤振る舞いになるのか、門外漢にはよくわからない。

 冬場の駅伝やマラソンは安定した視聴率がとれるコンテンツとしてテレビが競って中継し、スポンサーもつく。実業団連合も、そのあがりでよほど潤っているのか。あるいは、傘下の陸上部を持つ各企業にお願いすれば、金は集まるのかもしれない。

 

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