米スポーツ専門局「ESPN」は「錦織にとってアンドゥハールはこの大会最もタフな相手だった」と論評。苦しい試合でも勝ちきったことが成長の証しだろう。
英紙「ザ・ガーディアン」は「全仏の優勝候補はラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)だが、ニシコリを無視するわけにはいかなくなった」とした。
テニス・マガジン(電子版)は「ケイ、ローラン・ギャロス(全仏会場)に向け準備完了」の見出しを立て、「全仏は5セットで肉体的にも精神的にも強靭さが要求される大会だが、以前より攻撃的なテニスがクレーコートでできるようになったのでチャレンジの準備は整ったと思う」との錦織の言葉を引用した。
錦織は試合前のウオーミングアップで左もも周辺のマッサージを入念に受けており、疲労も蓄積している様子だったが、それを感じさせない戦いぶりだった。