ドーピング違反での資格停止から2年 吉田香織が復活2位 さいたま国際マラソン

2015.11.16


吉田が日本人最高の2位に入った【拡大】

 来年のリオデジャネイロ五輪に向けた女子日本代表の国内選考会開幕戦、さいたま国際マラソンは15日、さいたまスーパーアリーナ発着で行われ、吉田香織(34)=ランナーズパルス=が2時間28分43秒で日本人最高の2位と健闘した。

 地元出身の吉田が存在感を見せつけた。タイムは2時間28分台と平凡で五輪への道は厳しいが、5年ぶりに自己記録を更新。ドーピング違反での資格停止処分が1月に解けた34歳は「元気な姿を見せられた」と話した。

 終盤まで体力を温存する作戦だったが、想定よりも遅いペースで進んだ。31キロ手前で先頭集団から遅れたが、ここから粘りを発揮し終盤に順位を上げた。「最後まで頑張れた」とうなずいた。

 埼玉・川越女高から実業団入りしたが、伸び悩んだ。3年前の大会後の検査で、持久力を高めるエリスロポエチン(EPO)の陽性反応が出た。貧血治療の目的で医師に投与された薬物が原因だったが、大会出場を2年間禁じられた。復帰後は違反者のイメージを払拭するためタイム短縮を目標にした。そんなどん底の経験は「発奮材料になった」という。

 昨年10月から働く出版社の社員で結成したクラブチームに所属。午前中に練習してから出社する日々を過ごす。「実業団の枠を外れて、自分を目指して走ってくれるランナーが出てきたらうれしい」と笑った。

 

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