シャラポワが使った禁止薬物は“ソ連兵の秘薬” 露スポーツ界では一般的 (1/3ページ)

2016.03.09

窮地に立たされたシャラポワ(AP)
窮地に立たされたシャラポワ(AP)【拡大】

  • <p>旧ソ連時代から使われていたとされるメルドニウム(AP)</p>

 女子テニスの世界ランク7位、マリア・シャラポワ(28)が禁止薬物検査で陽性反応を示した「メルドニウム」について、8日、ワシントン・ポスト紙は「ソ連時代、アフガニスタンに進攻した兵士がストレスに耐えられるよう開発された特殊な薬だった」と暴露した。シャラポワのドーピング違反はソ連時代からの伝統だったのか−。

 同紙は「メルドニウムはソ連時代、ラトビアの研究所で、ストレスを研究する中で生まれた。戦闘機のパイロット、潜水艦の乗組員に与えられ、酸素の薄い高地を20キロの装備をかついで行軍する兵士の疲労が早く回復することが確認された。アフガン戦争当時は『兵士の毎日の食事』だった。現在アメリカなど西側では売られていないが、東欧を中心に販売されている」という。

 今年1月、初めて禁止薬物の指定を受けたが、シャラポワの母国ロシアでは、以前からパフォーマンスを向上させる薬としてスポーツ界でも一般的に知られていたことになる。

 シャラポワ自身は「使用禁止になったことを知らなかった」と主張しているが、事態は悪化の一途だ。ナイキなど大手スポンサー3社が一斉に契約から撤退。女性アスリートとして世界で最も収入があるといわれた“ロシアの妖精”は苦境に立たされている。

 米スポーツ用品大手『ナイキ』は、「ニュースに驚き悲しんでいる。事実関係が明らかになるまで契約を中断する」と発表した。ナイキは2010年に7000万ドル(79億円)で8年契約を結んでいる。あと残り2年分で、1750万ドル(約19億7500万円)が消える計算だ。

 

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