勝てば“俊輔超え”世界で魅せる本田「成り上がり」計画

2010.03.16


開幕戦決勝弾で衝撃のデビューを飾った本田。CLでは世界に存在感を示す【拡大】

 日本代表MF本田圭佑(23)が所属するCSKAモスクワは16日(日本時間17日)、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で8強入りをかけ、スペインリーグの強豪、セビリアと敵地で第2戦を行う。

 第1戦は1−1で引き分けており、12日のロシアリーグ開幕戦で劇的な決勝点を挙げた本田の活躍が期待されている。

 欧州CLについて、本田は「W杯に向けたいいリハーサル」と、5月に発表される岡田ジャパンのメンバー入りに自ら当確宣言。「CLでどんどん勝ち上がって、もう1つ上の世界を見たい。優勝の可能性もゼロじゃないので。1%でも可能性があれば努力は必要」と相変わらずの本田節を炸裂させている。

 実は、本田のモスクワ行きについて日本サッカー協会の関係者のほとんどが「無謀」とみていた。前所属のオランダリーグではEU圏外選手の最低年俸が38万ユーロ(約6000万円)と保証されていたが、W杯直前の移籍でもあり、中村がスペインリーグに移籍した以上の賭けとみられていたのだ。

 「モスクワで成り上がります」と意欲満々で話していた本田。その最大の目標がイングランドの強豪、チェルシーへの移籍だという。チェルシーは今オフ、本田の獲得調査に乗り出すなど相思相愛の関係。チェルシーの選手補強を担当するアルネセン・テクニカルディレクターは「今はトップチームに新しい選手の補強は検討していない。それでもチェルシーは本田に興味を抱いている」と公言している。

 セビリア戦での本田の活躍は世界にその名前を売り、「成り上がる」ための舞台でもある。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 

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