キム監督は炭鉱送り?北朝鮮イレブンやっぱりつるし上げ

2010.07.28


W杯3戦全敗に終わった北朝鮮代表。この先、どうなるのだろうか(共同)【拡大】

 米政府系放送局のラジオ自由アジア(電子版)は27日、サッカーのW杯南アフリカ大会に出場した北朝鮮代表チームが帰国後、敗北の責任を問われ「思想批判」を受けたと報じた。北朝鮮消息筋の話として伝えた。学生約400人らによる“つるし上げ”にあったもようで、1次リーグ3戦全敗の責任追及は予想通り厳しいものとなった。

 初戦ブラジルに1−2と善戦したものの、ポルトガルに0−7、コートジボワールに0−3と大敗した北朝鮮代表チーム。同ラジオによると、今月2日に平壌の人民文化宮殿で「思想闘争会」が非公開で実施され、朝鮮労働党組織指導部の朴明哲(パク・ミンチョル)副部長が出席。平壌体育大学、金日成(キム・イルソン)総合大学、金亨稷(キム・ヒョンジク)師範大学の体育学部の学生ら約400人が参加して、キム・ジョンフン監督(53)や選手らに対し、次々と糾弾。

 また、サッカー解説者が各選手のミスを指摘し、最後に選手一人一人がキム監督を批判した。幸い在日朝鮮人のFW鄭大世(26)=チョン・テセ、MF安英学(31)=アン・ヨンハ=は除外されたという。

 情報筋によるとこの集会は、惨敗に怒った金正日総書記の意向が働いているといい、「誰かが責任を取らなければならないが、やはり最終的にはキム監督が責任を問われるだろう」と伝えた。

 歴史的惨敗を喫したポルトガル戦直後、「炭鉱送りになる」「ダムでの強制労働だ」などと伝えられたキム監督。かなり危ない立場にあることは確かなようだ。

 

注目サイト