本並健治監督、女子サッカー盛り上げる!

★なでしこリーグ「スペランツァFC大阪高槻」の本並健治監督(48)

2012.08.24


本並監督はルックスも現役当時のド派手なまま【拡大】

 ロンドン五輪では女子サッカー日本代表が銀メダルを獲得。国内のなでしこリーグにも注目が集まるなか、下位に低迷する大阪高槻の再建を託されたのが、Jリーグ草創期からG大阪などでGKとして活躍した本並健治監督(48)。自身の新たな挑戦と、女子サッカー盛り上げへの意欲を聞いた。(聞き手・上阪正人)

 −−初監督は前半戦10チーム中9位のチーム

 「もう下はない。上を見るしかないから面白い。でも、短期で結果を出さないといけない。本当は3年ぐらいかけてじっくり作りたいけど」

 −−目指すサッカーは「前半戦は引いて守ってカウンター狙いだった。3点取っても4点目、5点目を狙う攻撃的なサッカーをしたい」

 −−GK出身監督は珍しい

 「GKは野球でいえば捕手と同じ。フィールド全面を見られるからDF、MF、FWすべてが見えている」

 −−引退後から監督への思いはあった?

 「GKコーチはいくらやっても認めてもらいにくい。オファーはあったが『全体を指導するコーチか監督しかやらない』と断ってきた」

 −−五輪で女子サッカーも注目されている

 「サッカー人気のバブル期を体験して『代表が世界のトップを走らないと、にわか人気でポシャる』と感じている。代表のレベルを上げるために、リーグ戦のレベルを上げていく」

 −−米代表FWワンバック、GKソロらにオファーを出したとの報道があるが

 「来るわけがない。土のグラウンドで練習しているのに、ワンバックが来たらブチ切れられますよ。世界のトップ選手を受け入れられるよう、まずは専用のグラウンドもない状況を改善していかないと」

 −−後半戦初戦は昨季優勝のINAC神戸戦

 「国内トップクラスの選手がいるし、がっぷり四つでやっても勝てない。どこか穴をつかないと」

 −−大阪高槻にもなでしこのFW丸山やU−20代表のDF浜田がいる

 「丸山は初戦には出てもらわないと困る。浜田は代表のようにサイドバックではなく、攻撃的ポジションで使います。このチームはこれから彼女が背負っていくのでは」

 −−いずれ男子の指導は

 「もちろん。JリーグにはGK出身監督がいない。今は女子の指導で、選手とのコミュニケーションのスキルを上げるステップを踏んでいきたい」

 ■本並健治(ほんなみ・けんじ) 1964年6月23日大阪府大阪市生まれ、48歳。清風高から大阪商業大を経て、86年に松下電器産業サッカー部(現G大阪)に入団。93年のJリーグ発足からG大阪、川崎(現東京V)でGKとして活躍。2002年に現役引退後は京産大学、東海大仰星高でコーチを歴任。8月からなでしこリーグ大阪高槻の監督に就任した。

 

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