岡崎、チーム鼓舞した“血の闘志” 相手GKと激突し流血 ザンビア戦

2014.06.07


相手GKと交錯して流血する岡崎(山田喜貴撮影)【拡大】

 サッカーのW杯ブラジル大会に臨む日本代表(FIFAランキング46位)は6日(日本時間7日)、米フロリダ州タンパでのW杯前最後の強化試合でザンビア(同76位)に4−3で逆転勝ちした。

        ◇

 スタジアム全体が凍りついた瞬間だった。前半18分、ザンビアゴール前に上がった浮き球に突っ込んだ岡崎が、相手GKヌサバタと空中激突。左額を切り、左顔面がプロレスの試合のように流血で真っ赤に染まった。

 空中で果敢にヘディングで競った岡崎は、パンチングにきたヌサバタにまず強烈なストレートを浴びた。さらに勢いあまって両者は接触し、このとき頭と頭がぶつかった。着地した2人は数分間動くことができないほどのダメージだった。

 この日、先制された日本代表は、W杯本番さながらの本気の攻撃をみせた。こういう場面でこそ落ち着いてプレーしたかったが、やや焦りもあっただろう。大会直前だけにコンディションには十分気をつけたかったが、岡崎のあふれる闘志は真っ赤な血潮となって表れた。

 日本代表屈指のファイターでもある岡崎は、米国合宿に入ってから気合が入りすぎたか、疲労の症状が出て熱発。ザンビア戦の前日5日には下がったものの、病み上がりでこの日の先発だった。

 幸い日本代表のメディカルスタッフが手早く止血したため、岡崎は頭をバンデージでぐるぐる巻きにして再びピッチに戻った。本田と香川の調子がいまひとつなだけに、岡崎の攻撃力は絶対必要な戦力。とりあえずザッケローニ監督も胸をなで下ろした瞬間だった。

 今回のザックジャパンは故障者が多く、綱渡りだ。右ひざ手術の長谷部はまだ右足に張りがあり、酒井高も右ひざの調整を進めている段階。吉田、内田、長友はこの日先発したが、故障明けで不安も残る。

 とはいえ、ここまでくればあとは気合。岡崎は、頭部に裂傷があったとしてもヘディングを恐れる男ではない。本番ではたとえ傷口が開いたとしても、血染めのダイビングヘッドを敢行してくれることだろう。

 

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