【ジーコの想い】糟糠のサンドラ夫人 「どんな状況でも最高のアシスト」 (1/2ページ)

2015.02.12


日本が大好きというサンドラ夫人(左)とジーコ。今年で結婚40周年を迎える【拡大】

 輝かしいキャリアの裏側にはそれを支える存在がある。ジーコの場合はサンドラ夫人だろう。ジーコの来日当時、通訳だった私はジーコ以上に夫人に気をつかった。ブラジル人の場合、夫人の意見がダンナの考えや行動に影響を及ぼし、夫人が気持ち良く過ごすことができればダンナも自分の仕事に集中できる環境となるからだ。

 世界のスーパースターの夫人とはいえ、直接話すとなかなか賢い方だった。2人はブラジルでも有名なおしどり夫婦で、ブラジルサッカー界の歴代スーパースターによくみられるスキャンダルはまったくなかった。

 2人が交際を始めたのはジーコが16歳、実兄、エドゥーのフィアンセの妹であるサンドラさんが14歳の時。「彼女とは早いうちから結婚すると感じていたんだ。当時勉強とフラメンゴのトレーニング、そして試合が続いて帰りが遅くなっても、文句一つ言わなかった。何より彼女がフラメンゴの大ファンだったのもオレにとってはラッキーなことだった」とジーコ。

 出会って6年後。22歳のときに結婚した。「プロサッカー選手の生活は一見華やかそうだが、日々のコンディション維持からケガのトリートメントまで大変だった。でも彼女はどんな状況でも最高のアシストをしてくれた」という。

 ジーコ夫婦には3人の男児がいて、来日当初は全員がヤンチャ盛りだった。世界のジーコに対し、「パパ、あのパスミスは何? あのシュートミスは最低だ」と公然とダメ出し。すると普段は控えめなサンドラ夫人が「パパだってミスぐらいするわよ、人間なんだから」と、この時ばかりは怖い母親の顔で諫めると、子供たちも後ずさりするしかなかった。

 ジーコ夫妻はサッカーのことで言い争うことはまったくなかった。ただ、こんなことがあった。

 

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