ついにハリル監督が手を伸ばした“禁断の果実” トルシエ監督時代は選手が拒否

2015.08.29


ハリルホジッチ監督の“打開策”に、選手たちはどう反応するのか【拡大】

 日本サッカー協会が27日、9月のW杯アジア2次予選のカンボジア戦(3日・埼スタ)とアフガニスタン戦(8日・テヘラン)に出場する日本代表メンバー23人を発表。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は、FW本田(ACミラン)ら海外組を中心にしたチーム編成で臨む格好だ。

 「私の監督人生で、4戦で勝ちがないという経験は初めてだ。とにかく勝ちます」

 この日の会見で、指揮官は険しい表情でそう言い切った。先の東アジア杯を含め、アジア勢との4試合で勝ちがなく、今回の2試合で手腕が問われているからだ。

 アジア予選初戦ではシンガポールのベタ引き守備を崩せずスコアレスドローに終わった。ハリルホジッチ監督は「(今回対戦する)2国も5バックで守備を固めるはず」と分析する。現在の日本代表の得点力不足を考えれば、状況は深刻だ。

 だが指揮官は「打開策を用意している」と強調。その1つがPKの誘発策だという。

 「なぜ(選手は)PKを取りにいかない?」とブチあげると「選手には学んでほしい。私が就任して5カ月で7試合したが、PKを一度ももらっていない」。ゴールを奪えないならPKを獲ってこいというワケだ。

 「私は17歳からFWとしてプレーして、多くのPKをもらった。PKをもらいにいって、その得点でチームを何度も勝たせた」と胸を張った。

 しかし、これは“禁断の果実”だ。これまでの日本代表ではフェアプレーを重視することを徹底されており、わざとファウルをもらいにいく行為を潔しとしていない。2002年W杯日韓大会で指揮を執ったトルシエ氏が「PKを取りにいけ」と指示したことがあったが、選手間で話し合い、この指示に従うことをやめていた。

 ハリルホジッチ監督が差し出した“禁断の果実”を、選手たちは口にするのだろうか。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。