FIFA汚職 プラティニ氏「次期会長消滅」…ブラッター会長が2.4億円を不当支払いか

2015.09.26


ブラッター会長(左)への捜査で疑惑の対象となったプラティニ氏 (AP)【拡大】

 国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件の捜査の手がついに“本丸”のゼップ・ブラッター会長(79)にまで伸び、後継会長の最有力候補とされた欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(60)が容疑に加担したとされることで、欧米メディアは「プラティニ氏の次期会長はなくなった」などと報道。来年2月のFIFA会長選が混沌としてきた。

 スイス検察当局は25日、横領などの疑いでブラッター会長を事情聴取し、資料を押収した。同会長は2005年9月にカリブ海連合と結んだ契約がFIFAの利益に反する内容だった疑いが持たれている。また、11年2月には、プラティニ氏に対して200万スイスフラン(約2億4700万円)を不当に支払い、FIFAに損害を与えたとし、同氏からも証人として事情を聴いた。

 6月に辞意を表明、事件への関与を一貫して否定してきたブラッター会長に早期退陣を求める圧力が強まる一方で、プラティニ氏の立場が危うくなった。

 FIFAの現行規定では会長選立候補には加盟5協会の推薦が必要。プラティニ氏は6つの大陸連盟のうち、自身が会長を務めるUEFAの他、アジアサッカー連盟(AFC)など少なくとも4つから推薦を受けているとされ、最有力だった。

 英BBCは「プラティニ氏までが疑惑の対象になったことから次期会長の芽はないだろう」と報道。英エクスプレス紙も「仮に違法でないとしてもFIFAの利益にならないことをした行為は(次期会長に)ふさわしくない」とした。

 次期会長選には他に、元日本代表監督のジーコ氏、FIFA元副会長の鄭夢準氏、前回の選挙に出馬したヨルダンのアリ・フセイン王子などが立候補を表明しているが、米ロサンゼルス・タイムズ紙は「果たして今回のスキャンダルと関係のない、汚れていないリーダーを探し出すことはできるのか」と疑問視。英BBCは「FIFAとは別の組織が運営に乗り出すべきだ」としている。

 

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