ブラッター会長に鄭夢準氏も… 幹部に続々と処分 混迷するFIFA

2015.10.09


FIFAの腐敗構造の中心人物として批判を受けているブラッター会長(ロイター)【拡大】

 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は8日、ゼップ・ブラッター会長(79)、欧州サッカー連盟(UEFA)会長でもあるミシェル・プラティニ副会長(60)に、90日間の暫定的な活動停止処分を科したと発表した。両氏は高額の金銭授受などをめぐり、スイスの検察当局から事情を聴かれていた。汚職事件で批判が高まる中、幹部への処分によってFIFAの混迷は深まりそうだ。

 また、韓国の鄭夢準元副会長(63)も2018年、22年ワールドカップ(W杯)の招致過程で倫理規定違反があったとして、6年間の活動停止処分と罰金10万スイスフラン(約1240万円)を科された。

 プラティニ、鄭夢準の両氏は来年2月のFIFA会長選に立候補の意向を表明していたが、ともに立候補できるか不透明な状況となり、会長選の行方も混沌としてきた。

 ブラッター氏は背任と横領の疑いでスイスの検察当局から捜査を受けている。当局によると11年2月、プラティニ氏にFIFAの資金200万スイスフラン(約2億4800万円)を不法に支払ったとされるほか、カリブ海連合と結んだ契約がFIFAの利益に反する行為だった疑いもある。

 ブラッター氏の弁護士は「会長は倫理委員会が、FIFAの規定を順守しなかったことに落胆している」との声明を発表。聯合ニュースによると、鄭夢準元副会長は「曖昧な理由で重すぎる制裁を受けた」と批判しているという。

 腐敗したFIFAの内実に関係者はうんざりで、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、「もうたくさんだ。会長選には外部から信頼できる人物を迎えるべきだ。構造上の問題で単に新会長を選出するだけでは解決しないだろう」との声明を発表した。

 

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