“南野招集”が宇佐美の闘志に火をつけた ハリル監督の期待感じた起用

2015.10.10


後半に投入された宇佐美の動きは素晴らしかった(共同)【拡大】

 W杯出場のために勝たなければいけない試合で、3−0の圧勝で終われたのはよかった。

 今回はFW宇佐美貴史(23)=G大阪=に注目していた。ここ最近はクラブでのハードスケジュールもあってコンディションが心配されたが、後半21分に投入されてからの動きは非常によかった。

 同43分には左のFW本田からフリーでパスを受け、右足でダメ押し。攻撃ばかりではない。同25分にFW岡崎が2点目をあげた場面では、左から突破を狙っていたMF香川に好パス。つなぎ役としても機能できていた。

 彼に火をつけたのは、今回初招集されたFW南野(ザルツブルク)の存在だ。

 突破力は宇佐美が上だが、南野にはゴールのうまさがある。それだけに点がほしい場面で指揮官には南野投入の選択肢があった。オーストリアリーグのレベルもあるが、所属チームでも好調だったからだ。その危機感が、宇佐美の闘志に火をつけたのだと思う。

 そんな選択肢の中で、あえて宇佐美というカードを使ったことで、改めてハリルホジッチ監督が彼にかける期待の大きさが分かった。ロシアの本大会に向けてチームのエースに育てたいという強い意思を感じさせる起用だった。

 ■水沼貴史(みずぬま・たかし) サッカー解説者。1960年5月28日、埼玉県生まれ。FWとして日産の黄金時代を築く。日本代表として32試合に出場、7得点。95年横浜マリノスの前期優勝後に現役引退。2006年には横浜Fマリノスのコーチ、同監督も務めた。

 

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