疑問が残った若手の起用方法 DF陣の酒井高、吉田はA代表では厳しい

2015.10.15


DF酒井高徳【拡大】

 W杯出場をかけた最終予選のアウェー戦なら、この結果と内容なら御の字だ。だが今回はハリルホジッチ監督が要望したテストマッチだったことを考えれば疑問が残る。

 指揮官は戦前「若い選手を起用するのは怖くない」と話していたが、点取り屋として期待されたFW南野(ザルツブルク)は後半43分からの出場。これでは新戦力の見極めはできないだろう。

 はっきり分かったこともあった。右サイドバック・酒井高(ハンブルガー)、センターバック・吉田は、もうA代表では厳しいということだ。

 酒井高は相手攻撃陣に振り切られる場面を何度もみせた。最終予選やW杯本大会ならば、確実にゴールを決められているはずだ。

 吉田は前半ロスタイムにペナルティーエリア内で反則を犯し、先制点につながるPKを与えた。後半では攻め寄せる相手に体さえ入れられず、途中から右サイドバックに入ったDF丹羽(G大阪)の体を張ったプレーに助けられた。とても守備の要とはいえない。

 にも関わらず、ハリルホジッチ監督が起用にこだわるのは、189センチの長身。吉田を外すことで高さをなくすことを恐れているようだ。

 日本代表は11月に2次予選のアウェー戦に臨むが、今回の先発陣からガラリと変えてもいいのではないか。このままでは最終予選に進出できても痛い目に遭うだろう。

 ■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ、60歳。浦和市高、法大で全国制覇。77年に日産自動車サッカー部(現横浜M)に入団。88年に現役引退し、91年に同部監督に就任。93年のJリーグ開幕戦で勝利監督になった。96年福岡、98年は京都の監督を歴任。2001年に仙台をJ1に昇格させ、02年にはJリーグ初の監督通算100勝を達成。04年にNPO法人「H・S SPORTS CLUB」を設立。

 

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