ハリル監督と協会は“本田発言”しっかり受け止めよ

2015.10.17


本田の発言をハリルホジッチ監督や日本協会はどう受け止めるのか(共同)【拡大】

 サッカー日本代表は、8日のW杯アジア2次予選E組のシリア戦(オマーン)で快勝。13日には“アジア最強”のイランとの国際親善試合(テヘラン)で、完全アウェーの中で1−1と引き分けた。結果としては御の字だろう。

 しかし、選手たちはハリルホジッチ監督に“やらされている”感が否めない。監督の指示に従順すぎる印象が強いのだ。だからチームは躍動しないし、試合も見ていて面白くない。

 そんな状況を、チーム内で最も危惧しているのが、大黒柱のFW本田圭佑(29)=ACミラン=だろう。

 イラン戦後、選手たちからは「次は頑張ります」という発言が多かった中、本田だけは違っていた。「今の代表は実力不足。日本サッカーには中長期的なビジョンが必要だ」。そう話していた姿には、危機感が漂っていた。

 この発言を、ハリルホジッチ監督や日本協会は、チーム批判と取るのか、日本サッカーへの提言とみるのか。

 本田はミランでも、クラブやチームの運営のあり方について発言していた。それ以前にも、あえてもの申すことで自分を追い込んでプレーに反映させると同時に、周囲の再考をも促してきた。それだけに今回の発言の受け止め方次第で、今後の日本代表の方向性が決まる重要性を秘めていると、私は思うのだ。

 来月はアジア2次予選でシンガポール、カンボジアと対戦する。この2試合で本田が、そして日本代表がどんな戦いぶりをみせるのか。今月の2試合からの“変化”に注目したい。

 ■水沼貴史(みずぬま・たかし) サッカー解説者。1960年5月28日、埼玉県生まれ。FWとして日産の黄金時代を築く。日本代表として32試合に出場、7得点。95年横浜マリノスの前期優勝後に現役引退。2006年には横浜Fマリノスのコーチ、同監督も務めた。

 

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