ハリル監督“第2の柏木”探し 采配の引き出しのなさを新戦力発掘でカバー

2015.11.20


帰国したハリルホジッチ監督【拡大】

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が国内組メンバーらと18日、プノンペンから帰国した。

 シンガポール、カンボジアと東南アジアを転戦してきた指揮官は、羽田空港で「日本は寒いね。雪でも降るのかい?」とジョークを飛ばした。

 だが、険しい表情を浮かべると、年内にも国内組によるオフ返上で合宿練習を行う意向を表明。「選手はそうすぐには変われない。これまで呼んだ選手を軸にJリーグ側に(合宿を)交渉したい」と話した。

 また、約1週間を予定する合宿では、ボールを使わずにミーティングが中心。「選手に個別で面接もする」という。

 ハリルホジッチ監督が“オフ返上合宿”を思い至った理由は、17日のW杯アジア2次予選カンボジア戦で、国内組中心の先発メンバーが前半に攻めあぐねて0−0で終わったからだ。

 だが、カンボジア戦での苦戦の原因は、ハリルホジッチ監督の采配面での引き出しのなさにある。12日のシンガポール戦から先発を8人入れ替えたチームは機能せず、後半に投入したMF柏木(浦和)の緩急自在のパスワークに救われ勝利を拾った格好だ。

 日本サッカー協会・大仁会長は「(試合)内容については申し訳ないの一語。(先発8人の入れ替えは)最終予選では絶対にできないこと」と苦い表情。ハリルホジッチ監督が日本人選手の特徴を把握することが必要なことは明白だが「3月の就任時に比べれば、監督は見えてきたものがあると思う」とかばった。

 だが、日本協会内では、FW本田(ACミラン)ら海外組に頼る戦術では、2次予選は勝ち抜けても来年9月に開幕する最終予選では「相当厳しくなる」(同幹部)という声が圧倒的だ。

 そんな中で強行する“オフ返上合宿”で、国内組から新戦力を発掘することができるだろうか。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

 

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