本田はボランチ転向決断を このままでは代表にも悪影響

2016.04.28

25日のベローナ戦で新監督体制下で初めて先発フル出場した本田だが… (共同)
25日のベローナ戦で新監督体制下で初めて先発フル出場した本田だが… (共同)【拡大】

 欧州サッカーリーグが佳境に入っているが、日本のファンの関心は今後、ACミランのMF本田圭佑(29)の去就に移るはずだ。クラブとの契約は2017年まで残っているが、オフに残留交渉が行われることになる。

 サッカー界では、契約が切れる1年前に交渉を行うのが慣例。契約満了ギリギリで話し合いをもった場合、移籍金がゼロになる可能性があるからだ。

 外国人助っ人の立場にある本田は今季、リーグ戦27試合に出場して1ゴール3アシスト。活躍度合いは、疑問符がつく。クラブは出来高を含め4億円近い年俸を支払っている一方で、本田がもたらしたスポンサーなどからの“ジャパンマネー”が入る。だが、助っ人として査定すれば、微妙な状況だ。

 25日のベローナ戦では希望するトップ下でフル出場したが、リーグ最下位相手に逆転負け。現在6位と苦戦している。チームには本田より若く有能なトップ下の選手が必要とされている。今の彼のスピードと技術は、欧州トップクラスのレベルではないからだ。

 まして6月に30歳となる本田に好条件を提示するとは思えない。となると、来季チームは新戦力を迎えて本田を飼い殺しにする可能性もある。そうなれば日本代表として臨む9月のW杯アジア最終予選で試合勘が鈍るなど悪影響も出てくるだろう。

 そんな事態を回避するため、ボランチなど守備的ポジションへコンバートする手がある。本田の当たりの強さ、セットプレーでの技術、そしてこれまでの経験で、欧州のクラブで戦力になれる力はあるだけに、“決断”が必要だ。 (元J1仙台監督・清水秀彦)

 

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