中村俊輔、最初のハードルは新幹線通勤 横浜に失望、“名波イズム”で磐田へ完全移籍

2017.01.11

J1磐田への移籍が決まり、取材に応じる横浜Mの中村俊輔=8日、横浜市
J1磐田への移籍が決まり、取材に応じる横浜Mの中村俊輔=8日、横浜市【拡大】

 苦悩の末、J1横浜から磐田への完全移籍を決めた元日本代表MF中村俊輔(38)。環境の変化との戦いとなる。

 1997年に桐光学園高から入団以来、欧州移籍をはさみ13季も在籍し、6季主将を務めた横浜を去ることについて本人は「考えもしなかった」としみじみした表情。

 両クラブが提示した金銭的な条件にはほとんど差がなかった。しかし、横浜は、2014年に業務提携したシティ・フットボール・グループが編成面の実権を握っており、内情は大きく様変わり。最終的に“終身契約”も提示されたが、中村が「NO」をつきつけて磐田への完全移籍が決まった。

 中村は横浜に妻子と住む自宅があり、磐田移籍で当面は新幹線通勤が確実だ。新横浜から浜松までひかりで1時間程度。ベテランにとっては楽ではないだろう。今季は故障に苦しみ、9月には左膝靭帯を損傷してリーグ戦34試合中19試合にしか出場できず4ゴールに終わった。

 横浜で2000年当時主将で33歳だった井原(現J2福岡監督)が同じく磐田へ移籍。やはり横浜に自宅があったため新幹線通勤を選択したが、翌年には自宅から通えるJ1浦和に再度移籍した。

 今回の移籍劇は、磐田・名波監督から直々にオファーを受けたことが大きかった。横浜に失望した中村は、「サッカーに年齢は関係なし」という“名波イズム”に動かされたのだ。名波監督の期待に応えるためには、単身赴任を検討するのも一案かもしれない。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

 
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