浦和“小粒補強”のワケ 監督のベテラン嫌いで中村、大久保を完全スルー

2017.01.20

浦和はペトロビッチ監督が昨季終了時に宣言した通り“らしくない”小粒な補強に終始
浦和はペトロビッチ監督が昨季終了時に宣言した通り“らしくない”小粒な補強に終始【拡大】

  • <p>大久保嘉人</p>
  • <p>中村俊輔</p>

 “Jリーグの巨人軍”と評されるほど毎年のように大型補強に乗り出すJ1浦和が、このオフは不思議と鳴りを潜め、小粒な補強に終始している。

 クラブ史上最長の在任6季目に入ったミハイロ・ペトロビッチ監督(59)は、今季公式戦開幕マッチとなる「富士ゼロックス杯(2月18日、対鹿島=日産ス)から全部勝つ」と強気に5冠獲得を宣言したが、それにしては布陣が心もとない。昨季終了時、「今年はレンタル移籍した選手を呼び戻す程度」と話していた通りだ。

 これまでの浦和は“広島狩り”と揶揄されるほど、かつてペトロビッチ監督が指揮を執っていた広島からGK西川、MF柏木など代表クラスの選手を根こそぎ引き抜いてきた。

 代わりに生え抜きの若手選手を8人も他クラブへレンタル移籍させていたが、その中からリオデジャネイロ五輪代表MF矢島(岡山)ら3人が浦和に復帰した。

 このオフのJリーグ“7不思議”のひとつ、いやふたつは、浦和がMF中村俊輔、FW大久保嘉人の両ビッグネームに触手を伸ばさなかったことだろう。

 浦和が憎らしいほど強かった時代には、2006年のJリーグ得点王・FWワシントン、07年JリーグMVPのMFポンテがいた。彼らの退団以降、慢性的に司令塔とストライカー不足に陥っている。

 サッカー通が多い浦和サポーターから「俊輔と大久保を獲ればよかったのに」という声が上がっているのも無理はない。所属クラブとの契約期間が満了していた中村と大久保は「移籍金0円」で獲得できたのだから、なおさらだ。

 「あそこは監督が補強の全権を握っているからね。“勝ちきれない監督”と呼ばれながら、あれだけの権力を持っているのは不思議だよ」とはJリーグ関係者。指揮官の“ベテラン冷遇”傾向が色濃く影響しているようだ。ともあれ、「大久保と俊輔を獲っておけば」と後悔する事態にならなければいいのだが。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

 

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