Jリーグ復帰の清武に課せられた使命 超ベテラン勢が中心の壁を打破

2017.02.09

宮崎キャンプで調整中の清武。今年のJリーグで最も注目される男だ
宮崎キャンプで調整中の清武。今年のJリーグで最も注目される男だ【拡大】

 今年のJリーグで活躍してほしい選手のひとりが、日本代表MF清武弘嗣(27)だ。4年半ぶりにJリーグに帰ってきた。それも欧州移籍直前まで所属していたC大阪が、6億円といわれる移籍金を払って獲得。よくぞ清武を呼び戻してくれた。そんな思いでいっぱいだ。

 日本代表クラスの海外組の中には、“格落ち”感があるからなのか、Jリーグに復帰することを躊躇する選手もいる。

 今回の清武の場合は、選手として“旬の時期”を最優先に、契約や起用法などいろんなしがらみがなく、思う存分自分の実力を発揮できる場所を選んだのだと思う。

 今月25日に開幕するJ1は25年目のシーズンを迎える。しかし、50歳になるFWカズ(J2横浜FC)、30代後半にして慣れ親しんだJ1横浜から移籍を決断したMF中村(磐田)、長年日本代表の中盤を支えたMF遠藤(G大阪)ら、超ベテラン勢がいまだに中心だ。もうそろそろこの壁を打破しないと、Jリーグの先細りに拍車がかかる。それを打ち破ることが今季の清武に課せられた使命でもある。

 それこそリーグ戦が開催される週末には、新聞の1面に『清武』の文字があふれるような状況を願ってやまない。彼にはそれだけの技術、実力がある。

 8日にはカズが所属するJ2横浜FCと練習試合。清武もカズも出場する予定だというから、新旧対決に注目したい。

 若手Jリーガーの中には、代理人と契約すればすぐにでも海外に移籍できると思っている者がいまだに多い。清武には、そんな彼らに「その程度の技術では海外では通用しないよ」ということを見せつけてほしいのだ。その上で再び海外のビッグクラブからオファーを受け胸を張って移籍していってほしい。

 清武を中心に、今年のJリーグはプレーの質を上げていってほしい。そうなってこそ、1カ月後に再開するW杯アジア最終予選にも光がみえてくる。

 ■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ。浦和市高、法大で全国制覇。77年に日産自動車サッカー部(現横浜M)に入団。88年に現役引退し、91年に同部監督に就任。93年のJリーグ開幕戦で勝利監督になった。96年福岡、98年は京都の監督を歴任。2001年に仙台をJ1に昇格させ、02年にはJリーグ初の監督通算100勝を達成。04年にNPO法人「H・S SPORTS CLUB」を設立。

 

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