Jリーグ、10年2100億円の放映権契約で究極の収入格差 勝利へのモチベーション、移籍増でリーグ活性化

2017.02.15

13日、都内で行われたJリーグのキックオフカンファレンス
13日、都内で行われたJリーグのキックオフカンファレンス【拡大】

 勝てば勝つほどカネになるのがプロスポーツだが、25日に開幕する今季のJ1は究極の“傾斜配分”となる。

 13日に都内で行われた開幕前恒例のキックオフカンファレンスで、村井満チェアマン(57)は「25年目のJ1は非常に大きな節目を迎えた」とあいさつ。動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」と結んだ10年総額2100億円の放映権契約がJリーグを大きく変えそうだ。

 「J1へ重点的に投資する」(村井チェアマン)という言葉通り、J1リーグ戦の優勝賞金が一気に従来の3倍の3億円になり、カップ戦のルヴァン杯の優勝賞金も5000万増の1億5000万円に。

 さらにJリーグからの“ボーナス”といえる『理念強化配分金』が総額27億8000万円の巨額となる。優勝クラブには優勝賞金の他に、3年に分けて10億、4億、1億5000万円の計15億5000万円が支給される。「いつクラブに入金されるかは未定」(Jリーグ担当者)だが、勝てばこれだけの金額がクラブにまるまる入ってくるのだ。

 優勝クラブと5位以下のクラブでは大きな収入格差が生まれることになり、勝利へのモチベーションはいやが上にも高くなる。このオフ、元日本代表FW大久保(川崎→東京)、同MF中村俊(横浜→磐田)ら国内での大型移籍があったが、資金に余裕ができれば同様の移籍が増えてリーグは活性化するだろう。

 また、これまで毎年J1各クラブに支給されていた均等配分金も、2倍の3億5000万円に。J2に降格した場合の均等配分金は1億5000万円だから、ぜがひでもJ1に残りたくなる仕組みだ。

 優勝争いに自信を得たクラブは、夏のウインドー(登録期間、7月21日〜8月18日)を使って、思い切って大物助っ人獲得に乗り出すことができそうだ。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

 

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