浦和よ、いまこそ殻を破れ! 勝つことにだけ集中…ビッグクラブ化へ

2017.02.16

ペトロビッチ監督のもとで、そこそこ結果を出している浦和だが、はっきりいって物足りない
ペトロビッチ監督のもとで、そこそこ結果を出している浦和だが、はっきりいって物足りない【拡大】

 Jリーグの今季開幕を告げる「ゼロックス杯2017」(18日=日産ス)まであとわずか。今季は鹿島(昨季年間王者)−浦和(同2位)の組み合わせになった。

 ここ数年思い続けていたことがある。浦和にはもっと大胆なクラブになってほしい。6季目を迎えるミハイロ・ペトロビッチ監督(59)の采配の影響かもしれないが、年々こじまんりしたクラブになっているのが歯がゆい。

 今の浦和は負けても、ああ残念だったね、そんな空気が蔓延している。それでは世界では通用しない。レアルマドリードやバルセロナと比較するのは酷かもしれないが、名門チームというものは、どんなことをしても勝たないといけない。1試合でも負けたらそれこそこの世の終わり、といわれるくらいたたかれる。監督も選手も、勝つことにだけ集中している集団だ。Jリーグのためにも浦和はそんなチームにならなければ。

 そして、一刻も早く“ビッグネーム”を獲得すべきだ。今の浦和は日本人にもできるサッカーをしているに過ぎない。それはそれでいいが、最低でもアジアチャンピオンにはならなければいけないのに、今はそれも程遠い。Jリーグはプロのサッカークラブだ。やはりお客さんが喜んでくれること第一に考えるべきだ。お金を払う価値のあるプレー、それを一番に考えなくてはいけない。今のJリーグに一番欠けていることを浦和には率先してやってほしい。今の浦和は何もしなくても、たくさんの熱心なお客さんが見に来てくれる。それもよしあしだ。そろそろ殻を破って脱皮する時期だろう。

 それこそ予算を気にせず、大胆なチャレンジを今年の浦和にはぜひお願いしたい。その手始めとしてゼロックス杯でしっかり勝ちきること。そうでないと、今年も消化不良のシーズンになってしまう気がする。

 ■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ。浦和市高、法大で全国制覇。77年に日産自動車サッカー部(現横浜M)に入団。88年に現役引退し、91年に同部監督に就任。93年のJリーグ開幕戦で勝利監督になった。96年福岡、98年は京都の監督を歴任。2001年に仙台をJ1に昇格させ、02年にはJリーグ初の監督通算100勝を達成。04年にNPO法人「H・S SPORTS CLUB」を設立。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。