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「朝バナナダイエット」人気で市場悲鳴…バナナ難民も

著者が異例のお願い「内容ちゃんと知って」

 朝食にバナナを食べるだけで痩せられる気軽なダイエット法として話題の「朝バナナダイエット」が、市場に大パニックを引き起こしている。テレビ番組で紹介されたことで全国で品切れが続出し、輸入業者も悲鳴を挙げる事態になっているのだ。フィーバーが海外にも飛び火するなか、バナナのピンチを救うため、ダイエット本の著者が異例の「お願い」に出た。

 「『バナナ騒動』のようになっているが、ダイエットの内容をちゃんと知ってほしい」。こう訴えるのは、現在までに累計70万部を売り上げた話題のダイエット本「朝バナナダイエット」の著者、渡辺仁氏(31)だ。渡辺氏は、薬剤師の妻とともに朝食をバナナと水で済ませる「バナナダイエット」を考案。「ミクシイ」内で公開していた日記をもとにダイエット本を刊行した。

 この本は韓国や台湾でも出版され、韓国・ソウルでは、最大手書店で翻訳本がジャンル別売り上げの1位になるほどの評判という。

 国際的にバナナ熱が高まりつつあった先月下旬、テレビで本が紹介されたのがきっかけで、バナナ熱は一気に沸点に達した。

 「8月から9月にかけて量販店の注文数が3倍から4倍に急増。特にテレビ放映以後は、夕方から店頭からなくなる状態が続いている」。青果卸業「東京青果貿易」の堀内知之氏(44)はこう話す。

 都内を中心に83店を展開するスーパー「サミット」(東京都杉並区)は「7月は前月比で123%、8月も同136%の売れ行き」といい、イトーヨーカドー(東京都千代田区)もテレビ放映後、「全国的に売れ出した。売り切れ店も出て、店舗に問い合わせが相次いだ」(広報)という。

 ただ、過熱するバナナバブルは特需とともに、多くのバナナ難民も生んだ。

 「ダイエットに関係なく、買い物のたびにバナナを買っていたのに売り切れていて困る」(32歳、主婦)、「あまりにもないので、高級品を買おうとしたら、それさえない。異常だ」(39歳、男性会社員)

 農水省によると、バナナの日本全体での輸入量は年間平均102万トン(2003−06年)。国内に流通するバナナの大半はフィリピンや台湾などからの輸入に頼るのが現状だという。

 堀内氏は「入荷量は、毎年の統計に基づいて調整している。短期的な売れ行きで輸入量を増減させることはない。ブームに左右されない固定客が買えない状況が1カ月も2カ月も続くのは…正直困ります」と悲鳴を上げる。

 バナナ枯渇のピンチに、渡辺氏は「単に、(1)安価(2)栄養価が高い(3)手間がかからない−という利点からバナナを勧めているだけ」と説明。

 「大事なのは消化のいい果物を毎朝、摂取することで、胃腸の消化時間を調節すること。そして、一番大事なのは、その生活リズムを続けることです」と、バナナ以外も代用品になると強調している。

ZAKZAK 2008/10/01

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