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小沢「ガチンコ秘策」スキャンダル絡みのゲリラ戦示唆

小沢一郎代表(クリックで拡大)

 麻生太郎首相が第2次補正予算案の今国会提出を見送ったことを受け、民主党の小沢一郎代表=写真=が「戦闘態勢」を際立たせている。これまで消極的だった党首討論にも応じ、「首相は国民を裏切った」と責任追及の先頭に立つというのだ。同時に、首相絡みのスキャンダルもあぶり出し、平成の「バカヤロー解散」に向けて挑発する構え。年末年始の国会は大波乱の様相を呈してきた。

 「自分が役割を果たせるならば、進んで先頭に立っていく」

 小沢氏は25日夕、民主党幹部会でこう宣言し、28日に党首討論に応じる考えを表明した。

 首相が「政局より政策」などを理由に衆院解散・総選挙を先送りしたため、2次補正の提出見送りは「公約違反」と攻撃できると判断、失言問題などで「首相の資質」を問う声が浮上してきたことも一因とみられる。

 民主党は2次補正を提出しない限り、新テロ対策特別措置法と金融機能強化法両改正案の参院採決に応じない姿勢を示している。代表自ら、ガチンコ勝負に出る以上、徹底抗戦は濃厚とみられ、自公与党も30日までの今国会会期を延長する方針を固めているが、民主党国対関係者は「(両法案の)採決先送りは“おとり”だ。早期採決もあり得る」といい、今後の戦略をこう打ち明ける。

 「首相が脅えているのは解散・総選挙に追い込まれ、下野すること。このため、定額給付金など批判の多い2次補正の国会提出を先送りし、今国会を早々と閉会するつもりだった。それだけに、国会の延長が決まれば、両法案を早めに採決して国会を“空き家”にし、『2次補正の先送りは国民への裏切り』『国民生活より政権維持を優先している』と徹底的に攻めることも考えている」

 同時に、中小企業支援に重点を置いた独自の経済対策を法案化し、野党が多数を占める参院に提出、可決する構えも見せる。

 さらに、別の民主党幹部はスキャンダル絡みのゲリラ戦も示唆する。

 「医療機器の納入をめぐる汚職事件で摘発された医療機器販売会社と首相との関係などを問いただす。新銀行東京への公的資金投入をめぐっては、東京都の石原慎太郎知事に対する参考人招致を考えなければ」

 こうした中、民主党の鳩山由紀夫幹事長は25日、「このような内閣は信頼に値しない。必要な時にはさまざまな選択肢を考えていく」と語り、参院での問責決議案の提出なども検討する考えを示した。

 麻生自民Vs小沢民主の最終戦争の行方は。

ZAKZAK 2008/11/26

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