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超個性的な味!?青森の超局地的ラーメン、全国発売へ

 スープにみそとカレーと牛乳を合わせた青森発祥のラーメンが12月1日、全国にデビューする。東洋水産の「みそカレーミルクラーメン」(税抜き250円)で、これまでは青森市内のラーメン店でしか食べられなかった味がカップ麺となって全国のコンビニに並ぶ。青森市民にとってラーメンといえば30年前からみそとカレーと牛乳は定番なのだというが、この微妙な組み合わせ、ラーメン好きに受け入れられるのか。

 「物心付いた時にはすでにラーメンといえばこれ」というほど、みそとカレーと牛乳のスープは青森市民には愛着のある味なのだという。35年前、青森市内のラーメン店に持ち込まれた北海道のみそラーメンは、そのままでは定着せず、当時の高校生がコーラやケチャップなどあらゆるものを加えて納得の味を求めた結果、生き残ったのが「みそ+カレー+牛乳」の組み合わせだった。

 青森とはいっても「就職で青森に出てくるまで知らなかった」(弘前出身者)というほどの局地的ラーメンでもある。

 カップ麺の「味噌カレーミルクラーメン」の開発も一筋縄ではいかなかった。同社広報宣伝部の齋藤千亜希さんは「みそと、カレーとミルクとそれぞれの個性があまりに強すぎてカップ麺のスープとしてバランスをとるのが非常に難しかった。一時は販売の計画を中止しようとしたほどです」と苦労を明かす。

 試行錯誤の末、現地のラーメン店や若者への試食を何度も繰り返し、ようやく納得の商品ができあがったが、完成まで通常よりも半年長い1年もかかったという。

 粉末スープに液体スープ、チャーシュー入りのかやくにバター風キューブと袋が4つあり、入れるタイミングが違う煩雑さはあるが、試食した記者には「ラーメン好きではないがおいしい。カレーとみその味をミルクがまとめているのか、バランスがいい」「残りのスープにごはんを入れて平らげたい」と概ね好評だった。

 斉藤さんは「これまでにない珍しいフレーバー。なじみの薄い味で全くの未知数ですが、全国のラーメンファンに受け入れてもらえれば」と、とっておきの味に期待を寄せている。

ZAKZAK 2008/12/01

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