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旧日本軍スパイ、川島芳子に生存説!?新証言相次ぐ

 清朝の王女として生まれ、旧日本軍のスパイとされた川島芳子が1948年、当時の中国・国民党政府に「銃殺」されてから60年。その後も生存していたとの新たな証言が最近になって相次いでいる。

【謎の女性】

 「芳子は1978年2月20日前後、つえを突いて立ったまま亡くなった」。長春市の画家、張●(=金へんに玉)さん(41)が証言する。張さんの祖父、段連祥さんの周囲に日、中、韓、英の4カ国語を操る女性がおり、張さんは「方おばあちゃん」と呼んでいた。「祖父は『方おばあちゃんは誰だか知っているか』と聞いた後、黙って紙を差し出した。『方おばあちゃんは川島芳子』と書かれていた」

【手掛かり】

 芳子の親せきに当たる瀋陽市の愛新覚羅徳崇さん(63)も「55年から56年にかけての冬、自宅を訪ねてきた女性が芳子だった」と断言する。「父が『(金)璧輝(芳子の中国名)、いらっしゃい』と声を掛けた」。徳崇さんの姉が「彼女は文武両道の上、代わりに死んでくれる人もいる」と話したこともあった。

 芳子の生存説が今回注目されるのは、張さんが段さんから託された獅子の置物だ。底の部分を壊すと中から紙片が出てきた。芳子の秘書役で「恋人だった」小方八郎氏にあてた詩が書かれており、関係者は「芳子が生き延びた後も小方氏を思っていたとのメッセージ」とみる。

 一方、中国でただ1人生存する清朝の元王女、愛新覚羅顕●(=王へんに奇)さん(90)は芳子の実妹で、処刑後の芳子の写真を見て、「間違いなく芳子」と言い切る。歴史に翻弄された川島芳子の「死の真相」は依然闇に包まれている。(長春、共同)

ZAKZAK 2008/12/20

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